幼い頃から絵を描く、字を書く、ということが大好きでした。
半紙に墨で絵を書いたり、その時はまだ習ってない行書(つづけ字)を見よう見真似で書いてみたり、
書道教室以外でも、よく筆を使って遊んでいた記憶があります。
あんなに大好きだった書道なのに、就職を期に筆を持つことを辞め、仕事ばかりの毎日になりました。
そして引越しで家の中を片付けていたら、以前使っていた書道用具が出てきて・・・。
ずっと仕事ばかりで疲れていた私の心を、墨の香りが和ませてくれました。
これを期にもう一度書道をやりたい。一から勉強しよう。と思い、もう一度筆を持ちました。
今までの人生経験や書道から離れた時期もいい体験となり、大人になってから改めて『書』に向き合うと、見方や感じ方、表現の仕方が豊になりました。
私には、この書道から離れてた時期が「書」を勉強していく上で、とてもいい時間だったのだと思っています。
今は書道が楽しくて、楽しくて。
この楽しい時間をみなさんと作っていけたらと思います。
そして現在も、書道の歴史、奥の深さに圧倒されながらも、書道と日々ニコニコと、邁進中。